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2025/06/14 (Sat)
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2010/12/02 (Thu)

●黒部市「猿飛峡」
別名、景雲峡とも呼ばれ、両岸には花崗岩の絶壁がそびえ立っています。川幅は狭く、岸壁から対岸の岸壁へと、猿が飛び越えたことから、猿飛峡の名が付いたと伝えられています。川は直角に曲がりZラインを描いて流れており、そのカーブの先端に猿飛峡展望台が設けられています。右に見える上流側と、正面に見える下流側の眺めは、ともに神秘的ながら趣が異なり、それぞれに大変見事な景観です。花崗岩の岩肌・ヒスイ色の水面が美しく、その美しさは、国の特別名勝、そして特別天然記念物にも指定されている程。秋になると、辺りに生い茂る木々が赤く染まり、水面と紅葉の木々とのコントラストはまさに絶景。猿飛峡展望台にはベンチも設けられているため、ゆっくり休みながらその風景を味わえるようになっています。

●南砺市「五箇山合掌造り集落」
富山県五箇山地方は、険しい山岳地帯だったゆえに秘境とも呼ばれ、伝統的な合掌造りを始め、古の景観や文化が今でも大切に守られています。1995年12月、ユネスコの世界文化遺産に登録された相倉(旧平村)には、20棟の合掌造りが現存しています。約100年200年前のものが多く、古いものは400年前に建造されたといわれています。屋根の勾配は急で60度、断面は正三角形に近く、雪が滑り落ちやすいようになっています。この大きな屋根を支えるのは、根元の曲がったチョンナと呼ばれる太い梁。斜面に生育した自然に曲がったナラを用いています。また、合掌の組み立てには釘は一切打たず、縄とネソと呼ばれるマンサクの木を使っています。屋根の葺き替えは15年20年ごとに、今は森林組合が中心になって行われています。

●富山市「北前船回船問屋 森家」
富山港の中心、神通川の河口近くを川沿いに岩瀬大町通りという藩政時代からの通りがあります。この通り沿いには多くの回船や北洋漁業で活躍した旧家が並び、独特な町筋の景観を形作っています。その一角にある「北前船回船問屋森家」は、平成6年に、国の重要文化財に指定された歴史的建造物です。屋久杉の板戸、能登産黒松のはり・囲炉裏を飾るロシアの琥珀・土間には小豆島産の巨大な1枚岩・日本海交易で活躍した北前船回船問屋森家は、各地の富を集め3年の歳月をかけて明治11年に建築されたものであり、当時のたたずまいを残す東岩瀬回船問屋型町屋の一つです。玄関から裏の船着き場に通じる土間廊下に沿って母屋、土蔵などが配され、船荷はこの土間を通って土蔵へ運ばれていました。また、道具蔵の扉に施された、家紋と竜虎の鏝絵も大変見事です。



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